こんばんは。
五月人形・雛人形と木のおもちゃ・寿月すみたやです。
ここ数日はすっかり秋らしい風が吹くようになりました。朝晩は長袖のシャツでも少し肌寒いくらいです。
今年も「お正月飾り展示販売会」と「新作雛人形ご予約会」が10月14日の日曜日より始まりました。
季節が「夏」全開だった頃から展示準備を進めて来た「おひなさま」。まだ全ての品物が出来あがったわけではありませんが、それでも店内1、2階に約8割の品が登場しました。
時代を反映してコンパクトな品が多くなりましたが、伝統的な七段飾りや豪華な三段飾りも揃っております。
ここ数年、全体の50%以上を占めるようになった男雛と女雛おふたりの「親王飾り」は、人気の収納飾りタイプから平飾りタイプ、そして木目込人形まで豊富に品ぞろえ致しました。
既に先週末も赤ちゃんをお連れの何組かのお客様にご来店いただいております。
まだ未入荷の品も多く、店内の展示スペースにも所々に「空間」が出来ておりますが、これから徐々に充実し、来月半ば頃には更に沢山のお人形をご覧いただけることと思います。
また、1階展示場には、来年初めてのお正月を迎えられる赤ちゃんの大切なお守りとなる羽子板、破魔弓も展示しております。
羽子板は、生まれて初めてお正月を迎える女の子に贈られる品で、災いに例えた羽根を羽子板で突き返すことで魔を祓うとされる縁起物です。
羽根の玉には「むくろじ」の種が「無患子」と書くことから、子どもが病気にならない。という意味も含んでいます。
今年は羽子板の制作が少し遅れ気味。まだ半分くらいしか出来上がっていないので、展示数が少ないのですが、こちらも今月末から11月上旬には揃う予定です。
また、羽子板とともに、遠州地方独特の女の子のお正月飾り「まり飾り」もご用意しております。
まり飾には、女の子が毬のようにふくよかに、円満に育つように。との願いが込められています。
かつては地元浜松でも制作されていた「御殿まり」ですが、全国的に年々作り手が減ってしまい、浜松はもとより日本中でも制作者がごく僅かとなってしまいました。
これまでずっとお願いしていた京都の職人さんが廃業され、山形の職人さんも製造を縮小してしまい、毬を入手することが困難になりましたが、なんとか新しい職人さんを見つけることが出来て、現在毬に合わせたケースを製作中です。
11月には皆様にお披露目ができるようしたいと思っています。
女の子の羽子板に対して、男の子のお正月飾りである破魔弓は7割がた揃いました。
破魔弓は、皇室で現在も続いている「鳴弦の儀」にちなんで、弓矢の力で魔を祓うとされる男の子のお守りです。
こちらも11月半ばに向けて各メーカーさんから入荷が続きますので、更に品揃えが充実してまいります。
羽子板も破魔弓も12月から1月11日の鏡開きまで赤ちゃんがいるお家に飾ります。
丁度その時期が一年の暦の上で鬼門にあたるため、羽子板、破魔弓には生命力の弱い赤ちゃんが無事にこの時期を過ごせるように。というご家族の願いが込められているのです。
羽子板、破魔弓もおひなさまや五月人形と同様に、一般的にはお嫁さんのご実家でご用意して、赤ちゃんのもとへお贈りすることが多いですが、近年ではご主人様の方でご用意される場合も増えて来ました。
お子さんや、お孫さんの健やかなご成長を願う気持ちは皆同じですものね。
雛人形、お正月飾りともに、ネットショップの方も徐々に充実させて頂く予定でおります。
実店舗の営業時間は10月27日までは9:30〜18:00(水曜定休)ですが、10月28日からは年内無休で9:00〜19:00までとなります。
お子様、お孫様の初節句をお考えの際には、是非寿月すみたやにご来店ください。
お車でご来店の際は、当店西側の専用駐車場のほか、当店南隣りの大手門パークさんなど近隣の有料駐車場もご利用ください。駐車券を進呈させて頂きます。
寿月すみたやへのアクセス、駐車場のご案内につきましては下記をご覧ください。
<寿月すみたやへのアクセス・駐車場のご案内>
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
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