おはようございます。
五月人形・雛人形と木のおもちゃ・寿月すみたやです。
毎日寒い日が続いておりますが、お風邪などひかれてないでしょうか。
寿月すみたやの2019年・雛人形名品展に連日お越し頂き、誠にありがとうございます。
只今、浜松市連尺町の実店舗には、1、2階の展示場に150セットのおひなさまがお目見えしております。
その中から、今日は立ち雛をご紹介致します。
立雛も通常の座っているおひなさまと同様に、木目込と衣裳着の2種類がございますが、衣裳着人形の立雛は天皇陛下即位式の一コマを模写したお人形で、別名「立太子(りったいし)」と呼ばれています。
即位式を模写しているだけあって、黄櫨染や黒雲鶴などの正式なお衣裳が代表的ですが、座り雛と同様にこちらも様々な生地を使った作品が発表されています。
その中でも人気なのが、菊塵(きくじん)染の生地を用いた立太子です。
菊塵は、平安時代、天皇家のみが着用することが許された「禁色」のひとつで、室内で見える色と屋外で見える色が異なることから、高貴さを表す色とされました。
深緑色の衣裳が、光を当てると茶褐色に変化します。お部屋の中で緑色に見えていた束帯が、外へ出て太陽の光に当たった途端に高貴な褐色に変化する様は、正に天下人たる天皇を象徴するお召し物と言えるでしょう。
かつては黄櫨染とともに庶民にとっては禁色であったことと思いますが、時代を超えた現代では、おひなさまの世界でもお祝いの品として用いることができるようになりました。
この不思議な織物は、地色を染めてから、その上にもう一度別の色を染める「二度染め」の技法によって表現されています。
小十番と呼ばれるお人形を、飾台の中に収めることができる「収納飾り」としてセット致しました。
全日本人形専門店チェーンの推奨品として、毎年たいへんご好評を頂いております。
飾った時のサイズは間口60×奥行39×高さ80.5cm(約)です。
金彩蒔絵の二曲屏風が、落ち着いた雰囲気のおひなさまを華やかに彩り、駿河黒塗の飾台は、ひなまつりが終わった後もインテリアとして、お花などを上に飾って楽しむことができます。
限定制作品ですので、是非お早目に実物をご覧頂ければ幸いです。
詳細につきましては下記をご覧ください。
<雛人形収納飾り・立雛A-3・寿月すみたや>
さて、本日1月12日からの三連休。おひなさまの売り出しも本番を迎えております。是非、皆様のご来店をお待ちしております。
実店舗は5月5日まで無休。営業時間は9:00から19:00までです。
お車でご来店の際は、当店西側の専用駐車場のほか、当店南隣りの大手門パークさんなど近隣の有料駐車場もご利用ください。駐車券を進呈させて頂きます。
寿月すみたやへのアクセス、駐車場のご案内につきましては下記をご覧ください。
<寿月すみたやへのアクセス・駐車場のご案内>
この週末は少しお天気が不安定のようです。どうぞ暖かくしてお越しください。
アクセス : 1465