木目込十五人飾り 小花雛 No1378
木目込人形界の名門、金林真多呂が手掛ける、
コンパクト十五人揃いのおひなさまです。
ブラウザにより、飾段がブルーに見えることがございますが、実際の色味は紫色です。
金林真多呂作 小花雛15人飾り No1378
木目込人形界の名門・真多呂人形の金林真多呂が手掛ける十五人飾りのおひなさまセットです。
木目込人形の発祥地である京都・上賀茂神社から正統伝承者との認定を受けている人形師として、常に研鑽を続ける真多呂の作品は、素材の吟味からその工程に至るまで忠実な伝統的技法に基づいて制作されています。
伝統的な金襴生地を使用したお人形が、パープルとアイボリーのモダンな色彩の飾台に映える五段飾り。真多呂人形の五段15人飾りの中では最も小さいサイズです。
お人形も名刺サイズのコンパクトさでありながら、袖のふくらみや裾の曲線など細部まで丁寧に制作されていて、それぞれのお人形に動きが感じられます。
ベージュを基調とした親王、淡い朱色の三人官女、パステルカラーの五色の衣装をまとった五楽人、伝統的な緋と黒のお衣裳の随身、袖の色が鮮やかな仕丁と、それぞれが引き立てあって春のひとときを表現しています。
和室にも洋室にも調和する斬新な色彩の飾段と伝統的な金屏風は、現代の生活シーンに華やかな彩りを加えてくれることでしょう。
燭台(明りは灯りません)をはじめ、小さくて可愛いらしいお道具類は、飾り段と相性の良い木肌塗りで、お飾りを明るく演出いたします。
コンパクトサイズと本格的な木目込揃いを同時に追求した、金林真多呂の自信作です。
飾った時のサイズ:間口53×奥行61×高さ41.5cm(約)。
・お届けの際の荷姿は2個口となります。
お人形の衣装は、大きな生地を裁断して制作するため、模様や柄の出方は商品ごとに若干異なります。予めご了承ください。
明治11年に初代大隅与平衛が、浜松市田町に開業した際物商「隅田屋」が寿月すみたやの原点です。
屋号は、大隅家の「隅」に田町の「田」を組み合わせたものです。
祭りの山車人形、芝居の大道具、ひな人形、五月人形などを取り扱う傍ら、与平衛はヤマハの創業者・山葉寅楠に協力して、元城小学校のオルガン修理にも携わったと伝えられています。
その後、三代目・大隅賛平が昭和初期に考案した瓦葺きのひな御殿は、「浜御殿」と名付けられ、後の雛飾りの主流にもなりました。
四代目・大隅護平が太平洋戦争前に受け継いだ小売部門が、株式会社連尺すみたやの前身となります。
現在の浜松市連尺町に移転した戦後からは、一貫して雛人形、五月人形、羽子板、破魔弓の小売販売に力を注ぎ、昭和37年に株式会社に改組した後も、これまでの伝統を継承しつつ、常にその時代のライフスタイルに応じた節句人形の企画開発を心がけてまいりました。
創業120年を契機に、既に登録していた「寿月(じゅげつ)」というブランドを広く皆様に知っていただけるよう、店舗名を「寿月すみたや」と致しました。
この道一筋130年を超えて、更に皆様に皆様に愛される人形店となるよう研鑽を続けております。
百余年の伝統に培われた雛人形、五月人形を、是非、皆様にご覧いただきたく、ご来店をお待ちしております。
「おひなさまや五月人形って、どこのお店で買っても同じ」と思っていませんか。
お人形のお顔と胴体は別々の工房で作られています。屏風やぼんぼり、お道具類もそれぞれ専門の工房で制作されています。
人形専門店は、それらの作品をまとめあげる指揮者のようなもの。
それぞれのお店が、そのお店の個性で雛人形や五月人形のセットを組み上げでいるのです。
寿月すみたやでは、日本全国の工房から良質な作品を選りすぐり、またオリジナルの作品を工房とともに企画検討して、皆様にご満足いただける雛人形、五月人形の開発に取り組んでおります。
創業130余年の伝統に培われた節句人形を是非ご覧ください。
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